アースバックハウス(土嚢の家)とは一体。簡単に説明します。

アースバックハウス

アースバックハウス。日本語に直訳すると「土嚢の家」とは、まさにその名の通り、土嚢を積み上げて作る建物です。その工法を「アースバック工法」って言ったりします。

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アースバックハウスの認知度

日本ではまだまだ数も少ないです。僕の住んでいる滋賀県では、僕らのアースバックハウスを合わせて3棟のみ。しかし、認知度はちょっとずつ上がって来ています。日本では2019年時点で、日本アースバック協会さんが一番頑張って活動しておられる印象です。あまりに個性的な見た目で、一度見たら忘れられないのではないでしょうか。

一方、海外を見てみると、オーガニックな見た目、建築費の安さと施工の容易さが受け、海外でセルフビルダーたちの間で密かなブームになりつつあります。特に、アメリカでは人気があり、街の施設としてアースバック工法が選ばれたりもしているそうです。

材料と作り方

材料は、土嚢袋と土と有刺鉄線(土嚢袋一段一段の間に噛ませます)のみ!根性があれば誰でも出来てしまうのです。写真は、私と妻が二人で作ったアースバックハウスです。

作り方は、今後詳しく記事にしていきます。と言っても、することは3つしかありません。⑴有刺鉄線を敷く ⑵土嚢袋を載せる ⑶叩いて圧縮する この積み重ねです。

この小屋の屋根まで積み上げるのに1ヶ月くらい。もちろん本職(豆乳アイスクリームの製造業してます)をこなしながらの施工のためかなり片手間です。それでもこの直径約6m、高さ約2、5mの躯体をたった二人で積み上げることが出来ました。使った砕石は10トン!土嚢袋の中身の山砂は、なんと30トン!!アフリカゾウ約6匹分です。

アースバックハウスが注目されている理由

アースバックハウスが注目されているもう一つの理由は、その特殊な材料です。土嚢袋と土と有刺鉄線なら戦場にいくらでもありますよね。もともと、兵隊さんが戦場でシェルターとか作るのに使われていた技術を参考に開発されたみたいですが。ズバリ、戦争や紛争で家をなくした人たち、自然災害で家を失った人たちがその場にある資材のみで家が建てられるということです。現在も、大学などで利用方法が研究されているのはこちらの分野です。

アースバックハウスの課題

アースバック工法は、特に乾燥した地域で開発が進んできたため、雨、湿気に対しては特別な対応が必要です。特に日本の気候にあったものを作るには、まだまだ実験が必要な段階でしょう。だからこそ、僕たちは試行錯誤で作っています。

英語の文献を読み漁り、動画を探し、海外のビルダーから情報収集しました。やはり一番難しいのは日本の湿気と雨の多さ。建てるだけではなく、住みよい家を目指し試行錯誤です。今後、このブログで、詳しい作り方、僕らなりのノウハウを発信していくのでご期待を。

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