初心者でも出来る!ガイドを使わずにノコギリで木材を直角に切るためのコツ。

セルフビルドの家

完全な直角。それは遠い彼方のお話。

DIYをやっていると自分の切った木材が全然直角に切れていなくてイライラすることがあると思います。直角に木材が切れないと、木を組み合わせる時にうまく合わないだけでなく、完成品が傾いたり、隙間が出来たりと、とても素人っぽい仕上がりになります。

これは、DIY小屋作りやセルフビルドでも同じです。ちゃんと直角に切れている木材を組み合わせるからこそピチっと計算道理に木が組めるのです。

そこで便利な道具が電動丸ノコさんです。ただ、どうしても丸ノコが使えない所、もしくは丸ノコを使うのが危ない場所などに出会うこともあると思います。僕は初めて中古で買った丸ノコの精度が悪すぎて丸ノコは直角に切れないものだと思い込んでいましたが。笑

または、DIY始めたばかりで丸ノコを持っていないけどピチッと作品を仕上げたい人もいるでしょう。

そんなあなたに朗報です。ノコギリで真っ直ぐ切ることは可能です!(当たり前)今回は、ガイドを使うとか言いません。フリーハンドで出来る限り精度の高い直角を出しましょう。

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昔の大工さんはどうやって直角に切っていたのか

鉛筆と差し金だけで直角に切れます。

ノコギリで木を切ることはとっても少なくなりました。でも、建築現場に行くと大工さんはノコギリを絶対に持っています。なんだかんだ言って結構便利なんですよね。わざわざ丸ノコ持ってくるまでもないぜ!って時は持ち歩けるノコギリが今でも活躍します。

でも、丸ノコが普及していなかった頃の大工さんはどうやってノコギリだけで綺麗な木組みの家具や家を刻んでいたのでしょうか。映像などを見てみると、熟練と言える技術で、ものすごい速さで木材を刻む大工さんがいます。熟練の大工さんはどのノコギリはどんな癖があってどんな感じで曲がっていくかなど知り尽くした上で使っているのです。そんな熟練の芸当簡単には真似できませんよね。

そんな熟練の大工さんでも、きちんと綺麗に収めたい場合、絶対と言っても良いほどカンナかノミが出てきます。つまり、ちょっと大きめに切って微調整をノミかカンナでして居るのです。

最高の精度を電動道具なしで再現しようとする場合、ノミとカンナが必要不可欠であるということだけ覚えておいてください。

でも、DIYにそんな完璧は必要ないぜ!でも、ある程度直角ぐらい出したいって方は結構居るのではないでしょうか。これはそんなあなたのための記事です。

ノコギリの癖

ノコギリは、一本一本癖があり、真っ直ぐ切っているつもりでもどんどん曲がっていきます。これは、あなたがどうこう出来るものではなく、受け入れるしかない事実だと思っておいてください。例えば、ノコギリで角材を直角に切ろうとしてみてください。ほとんどの場合、最初は良いのですが、最後の方で大きく曲がって切れてしまいます。

これが、ポイントです。「最初は良い」のです。

2点でコントロールする

この時、最初と最後の違いは、最初は、ノコギリが切っている上の端と下の端が見えて居るですが、後の半分はどこに刃先が当たっているか見えていません。ここで切り口が曲がり始めています。

ノコギリは柔らかく曲がる鉄の板ですが、実際に木を切っている時はほぼ真っ直ぐです。つまり、ノコギリが当たっている上の端と下の端の2点をコントロール出来れば、ある程度思った通りに切れるはずなのです。そのために、必要なことは2つです。

切りたい所をすべての面にけがく(線を書く)

差し金は長い方を指で木に押し付けながら使います。

角材を切りたい場合、その切りたい場所を、4面すべてに書きましょう。そのために必要なものは鉛筆と差し金です。

まず、切りたい長さを図り印を付けます。その印を通る線を差し金を使い直角に書きます。(「けがく」と言います)

うまく繋がっていないと最後にずれていることに気がつきます。

角材を転がし、けがいていない面を上にします。差し金を使い、先に書いた線に繋げるように直角の線を書きます。

上手く繋がりました。

これをすべての面にすれば、最初の線と最後に書いた線が綺麗につながるはずです。これがうまく繋がらない場合、木材が歪んでいるか、あなたの差し金の使い方が間違っています。うまくいくまで練習しましょう。鉛筆(僕は建築用のシャープペンシルのようなものを使っています。)

木材を回しながら切る

さっき切った面を上にするように回していきます。

サーカスのように切るわけではありません。

先にけがいた線を見ながら切るため、線とノコギリの刃の位置関係が見えるギリギリまで切っては木材を回して切ります。つまり、角材を切るのに4面から切ります。

これをすることで、木材とノコギリの位置関係を出来る限りコントロールすることが出来ます。

木材を固定する

馬にクランプを使って固定しました。

面倒臭いですけど、ちゃんと木材は固定してください。足で押さえてもクランプで止めても良いですからちゃんと動かないようにしましょう。木材が固定されていないと、ノコギリを引いた反動で木材が小刻みにジャンプします。これが、切り口を荒れさせます。きちんと固定された木材は嘘のように簡単に切れます。

ノコギリは下に引く

よく、ノコギリは引く時に切れると言います。これはもちろん正解です。ただ、木材を足で押さえて上に引き上げるように木材を切る人がいます。これだと、木材がジャンプしてしまいうまく切れません。

そこで、木材は下向きに引くように切りましょう。下向きにかかる力は木材を乗せている台が跳ね返してくれるので、効率よく切ることができます。

なんか、ノコギリが木材に引っかかるような感覚がある方は、これだけで快適に木材を切ることができるようになります。

替え刃式のノコギリを使う

かつてのノコギリは、たまにメンテナンスが必要なものでした。しかし、そのメンテナンスの難易度はその他の刃物と比べても相当高く、それだけで切り心地も全く変わってしまうようなものでした。

でも、今では替え刃式のノコギリが主流になってきて、その値段もかなり安いです。特にゼットソーと呼ばれるノコギリは大工さんに大人気です。切れ味、使いやすさ、価格のバランスが最高のノコギリですね。

力を入れずに真っ直ぐ引く

ノコギリは、力で切る道具ではありません。どちらかというとスピードで切る道具です。もちろん真っ直ぐに引くことは真っ直ぐ切るためには大切ですが、力を入れずに軽く素早く引くと綺麗に切れます。

切ってみた結果とまとめ

ヒノキ120角ですが、1分くらいで切れました。切り口はどうしても荒れます。
悪くないです。
斜めからも。
光を透かして見ると、完璧な平面ではないことがよくわかります。でも、ここまでの精度が出ていれば合格点でしょう。もっと精度が必要な場合は、カンナや紙やすりで調節してください。

いろいろ、ノコギリで真っ直ぐ直角に切るコツを書きましたが、結局練習は必要です。上記のことを守ればある程度の精度は出るはずなのであとは、数をこなしてノコギリマスターを目指しましょう。

丸ノコを上手に使える人より、ノコギリを上手に使える人の方が魅力的に感じる著者でした。

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