アースバックハウスの基礎を砕石のみで作る方法!

アースバックハウス

前の投稿ではアースバックの基礎の種類を学びました。今回は、実際に基礎の作り方を伝授します!

アースバックハウスの基礎の種類から知りたい方はこちらの記事!

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はじめに

僕が選んだ基礎は、砕石で作る基礎です。世界的にみてもこの方法が一番スタンダードです。まぁオーガニックな見た目が可愛いアースバックハウスを作るのにコンクリート ドバーッではなんか違う気がしますよね。。。

実際に、アースバックハウスは砕石の基礎で十分な強度があると世界中で証明されています。強者は、基礎なんかせずに地面の上にそのまま土嚢を並べて家にしちゃいます。ただ日本は地震大国ですし、雨による地盤の軟弱化などいろいろな問題を抱えているので、せめて砕石の基礎はしてください。

作り方

今回ご紹介するのは、丸いアースバックハウスの作り方です。四角い形は壁の強度を上げにくいのでおすすめできません。大きな建物にしたい場合は、丸を繋げていくイメージで設計してください。では、早速作り方です!

地面を均す

作業を始める前に、あなたがアースバックハウスを建てる場所をある程度平らに均しておきましょう。目視である程度平らであれば問題ありません。

アースバックハウスを建てる場所に印をする

あなたの建てるアースバックハウスの中心を決めます。この中心は、大切な基準となるので忘れないように、杭か棒を刺しておきます。

麻ひものような伸縮性のない紐の両端に結んだ輪っかを作ります。その時、その紐の長さがあなたの建てるアースバックハウスの半径になるように調節します。

中心に刺した杭か棒にその紐の輪っかを通し、反対側の輪っかには木の枝でも刺して、コンパスの要領で、地面に円を書いていきます。綺麗な丸が書けたら見やすい色のスプレーマーカーで、線をなぞって消えないようにしておきましょう。

この線が、あなたのアースバックハウスの基礎の中心線、また、壁の中心線になります。では、基礎の穴を掘るために、さらに目印となる線を書いていきましょう。基礎は、凍結深度0の地域(北海道、東北、北陸の一部を除いたほとんどの地域)において、幅60cm、深さ50cmあれば大丈夫です。地面に書いた円に沿って、30cm小さい円と、30cm大きい円を書きます。フリーハンドで、だいたい同じ幅であれば大丈夫です。

丸一個以上を繋げる場合も同じ要領で作業をしてください。

穴を掘る

まるで土俵のようです笑

力仕事ですよーーーー!!

先に書いた線の幅に約50cmの深さの穴を掘っていきます。ユンボで掘ると楽ですが、慣れない人がやると、掘らなくてもいいところまで掘ってしまうため、せっかく締まっていた地盤をゆるくする可能性があります。(僕のことです笑)辛いですが、手で掘りましょう。

掘った土は、土嚢袋に入れて使えるかも知れないので円の外や中に適当に振り分けておいてください。

穴を掘るコツ

手で、地面を掘るのはかなり辛いです。土の成分によっても辛さが変わりますが、石が多いと建物を建てるにはいい地盤と言えますが、掘るには最悪です。僕はこれを真夏にやることにしたおかげで、熱中症になりかけました。

完全手作業でやる場合は、ツルハシとスコップで地道に頑張るしかないです。

僕のおすすめは、電動ハンマー(別名ハツリ機)のスコップアタッチメントを使うことです。この機械があれば、基礎の穴掘りだけでなく、水道管など各種配管の溝や、基礎の砕石を叩き固めるなど、セルフビルドの力仕事を引き受けてくれます!近くのホームセンターでレンタルしている場合もありますので要チェックです!僕が使ったのはこちら!

穴に砕石を入れる

まずは、ぐり石と呼ばれる、こぶし大の砕石をそこに入れます。ただ投げ入れるだけでなく、出来るだけキッチリ並べていきます。一段分(穴の底がまだ見えるくらい)で大丈夫です。そのあと、細かい砕石を入れていくのですが、この時ぐり石とぐり石の間にしっかり砕石が入って行くよう、スコップ1、2杯分づつ入れては上から叩いていきます。

砕石の手に入れ方

砕石と言っても、いろいろあります。ぐり石は、そこら変に転がっているゴツゴツした石でいいでしょう(丸いのはダメです)。砕石は、土建屋さんを見つけ、オーダーすることになります。

まず、必要な量を計算します。計算の仕方は、3.14×1.2×アースバックハウスの半径×基礎の深さで単位はリューベ(立法メートル)です。例えば、半径2mで基礎の深さ50cmのアースバックハウスの場合、3.14×1.2×2×0.5=約3.768リューベの砕石が必要になります。砕石は、余っても何かと使うので4リューベくらいとしましょう。

これがわかれば、あとは土建屋さんに電話して、「基礎に使う、よく締まる砕石を4リューベください」とお願いすれば、まず、使えるものを持ってきてくれます。電話で、素人であることを告げておくといいでしょう。大体優しくいろいろ教えてくれます。

価格は、1リューベ5000円くらいが相場です。それに運賃が上乗せされます。

あとは、砕石を一輪車一杯分づつくらい入れては均し、叩いて締めていきます。よく使われるのはタコと呼ばれるものですが、上で説明した電動ハンマーをお持ちの方はランマーヘッドをつけて締めていけば楽です。どうしてもお金をかけたくない場合は、ホームセンターのレンタル、もしくは、大工さんに日本酒一升と引き換えに貸してもらいましょう。

大きい石など重いものを上から落とすと締まっていきますが、そんなことをしていたら腰が先にやられてしまいますのでご注意を。

最終的に仕上がりの高さから10cmくらい低い高さまで砕石が入れば大丈夫です。

高さの調節

この砕石の表面が、土嚢袋を乗せていく面になります。そのため、ある程度水平が出ていた方がいいです。大工さんが持っているレーザー水準器があれば簡単なんですが、水準器は、高いのにあんまり出番がないんですよね。。。。

借りるのもありですが、僕がやった方法をご紹介します。

用意するもの
  • 水準器
  • アースバックハウスの半径より長いまっすぐでしなりにくい木材(ツーバイフォーとか)
  • 平らな面のあるブロックなど
  • メジャー(コンベックスか差金)
  1. 円の中心付近に、ブロックの平らな面を上にして水平になるよう調節しながら固定します。
  2. そのブロックの上に、用意した木材の端を乗せた状態で、反対の端を持ちながら基礎の上まで移動します。
  3. 木材に水準器を乗せ、水平になるように木材の持つ高さを変え、その木材下端から基礎の上面までの高さ(距離)を図る。
  4. その点を基準とし、基礎の上を少し移動しては同じことを繰り返す。その距離が短い(基礎が高い)と、砕石を掘って基礎を少し低くし、距離が長ければ砕石を加え、叩いて締める。これを繰り返し、基礎の高さを一定にします。

高さが合えば基礎は完成です!

まとめ

基礎が出来たらやっと本番。土嚢袋を積み上げていきます。気がついたら筋肉ムキムキになっちゃいますよ!

コメント

  1. 髙臣聡子 より:

    はじめまして。
    とてもわかりやすいですし、何よりワクワクします!
    私もやってみたくなりました:)