リクシルのサーモスXを使ってみた感想レビュー。結露はするのか!?

セルフビルドの家

新築、改装をお考えのみなさま、窓って迷いますよね。。。

僕は、悩みに悩んだ結果、セルフビルドした家の窓にサーモスXを採用しました。新居に移住してから2度目の冬を体験中の今、そのサーモスXの窓の性能をレビューしていきます!

スポンサーリンク

僕のリクシル「サーモスX」のサイズなど

リクシルが、今すごく押している窓「サーモスX」ですが、検討している方も多いのではないでしょうか。

僕のセルフビルドの家ではすべての窓がサーモスXの2重窓バージョンです。(確か、サーモスXは最低でも2重ガラス、アルゴンガス入り、樹脂スペーサーだったと思いますが、、、それです)

サイズと仕様は以下の通りです。

  • 幅2600mm 高さ2030mm テラス引き違い窓 3枚
  • 幅1800mm 高さ2030mm テラス引き違い窓 1枚
  • 幅405mm 高さ1370mm FIX窓 2枚
  • 幅780mm 高さ370mm 横すべり出し窓 5枚
  • 幅300mm 高さ770mm 縦すべり出し窓 1枚
  • 幅870mm 高さ770mm 引き違い窓 1枚

家の断熱性能は、羊毛を断熱材に使い、壁と床と屋根に120mmの厚さで施工し、気密性能は測定していませんが高い方です。(キッチンの換気扇を回すと玄関が開けづらくなります。)

リクシル「サーモスX」、結露はするのか!?

結論は、結露します!

僕の家ではという前提付きですが。結露するかどうかは、あなたの宅内の温度と湿度に大きく左右されます!

僕の家は、室温がいつも20度前後、湿度は安定して50%前後です。この状態で、外気温が氷点下まで落ちる朝は、大きな引き違いテラス窓のガラス一番下5cmくらいと長細いFIX窓の一番下3センチくらいが結露します。正直、この条件であれば3重窓でもちょっと結露するかもしれません。その他の窓では今の所、結露したところを見たことはありません。

室温20度で湿度50%であれば9度から結露します。9度はかなり寒いイメージがありますが、外気温が氷点下の場合、特に縦に長い窓はコールドドラフトと呼ばれる現象が起きやすく、ガラス下に行けば行くほど表面温度も下がってしまいます。僕の家では、引き違いテラス窓が2m以上の高さなので、ガラス一番下部分の温度がどうしても下がってしまい結露するのです。

コールドドラフトとは

コールドドラフトとは、窓ガラスにより冷やされた空気が重くなり、下に降りて行く際にさらに窓ガラスに冷やされ、冷たい風になる現象です。まるで、窓から冷たい風が室内に入り込んでいるような感じがするため、隙間風とよく間違えられます。

この現象は、窓の高さが高ければ高いほど起きやすく、また、ガラスの性能が低ければ低いほど起きやすくなります。僕の家の場合、ガラスの性能はどちらかというといい方(滋賀県に建てる家としては)ですが、窓の高さが2mくらいあるとコールドドラフトでガラス下部が9度以下まで下がってしまうと言うことです。

リクシル「サーモスX」をおすすめ出来るかどうか

「結露します!」とか言っておいて、説得力ないですが、本州東北地方より南に住んでおられる方へはおすすめします。

結露について

まず、結露の問題ですが、床が濡れるほどの結露が出るわけではありません。窓枠がちょっと濡れるだけです。朝日が登るとすべて蒸発して消えてしまいます。そのためカビが生えるなどの状態にもなっていません。

気密について

気密は、必要十分です。特に、引き違い窓。これはどこでもよく言われることですが、引き違い窓は気密が取りにくいです。そんな引き違い窓でさえ、二重のパッキンで気密を取っているので換気扇を回しても隙間風を感じることはありません。ただ、滑り出し窓などと比べると数字的にも劣るので必要最小限にしておきましょう。

アルミと樹脂の複合サッシの性能について

これからは樹脂の時代だ!と言われています。日本はサッシにまだアルミを使っていて、遅れているとの批判はよく聞きますよね。確かに、世界的にみればその通りです。ヨーロッパ、特に寒い国を見てみるとリクシルがサーモスXで宣伝している断熱の仕組みを2倍くらい複雑にしたものを樹脂のみで実現しています。

左 サーモスXさん 右 ドイツの有名な窓さん

ぱっと見、サーモスXさんも頑張っていますよね。ただ、サーモスXの場合、白っぽい部分はすべてアルミ。つまり、外気温とほぼ同じ温度になります。実施、断熱効果があるのは茶色の樹脂部分と、黄色の断熱材のみ。気密のパッキンは、サーモスXが3つですが、ドイツの高性能窓は4つが基本です。

ただ、サーモスXは窓枠を壁に隠すことで枠自体の断熱性能があまり関係ないような設計になっています。ここら辺はリクシルの意地でしょうか。おかげで、窓枠で結露することはありません。

日本は地震大国ですので、樹脂のサッシは強度が心配だと言う声もあります。実際に震災で樹脂サッシが割れたという話はよく聞きます。アルミは歪みますが、割れることはそうそうないでしょう。

そんなこんなで、まだまだ、日本で樹脂サッシがメインになることは先の話な気がします。実際僕自身、このアルミと樹脂の複合サッシ「サーモスX」で満足していますし、もっと断熱性能をあげたい場合は、サッシを変える前にガラスを3重にすることをおすすめします。

僕がサーモスXに決めた理由

そもそも、セルフビルドの僕の家にリクシル「サーモスX」を採用した理由ですが、費用対効果を計算した上で一番良い選択であったからです。

セルフビルドなので、窓も自分で作りたかったのですが、僕の場合、赤ちゃんの出産にどうしても間に合わせたかったため、既製品を選ぶしかなかったというのが本音です。

既製品で手に入ったカタログを片っ端から読み漁って幾つかの選択肢に絞り、いろいろな工務店さんや現金問屋さんや、窓屋さんやインターネットショップに見積もりを依頼しました。

そこで判明したのが、YKK APのapwシリーズ(完全樹脂の高性能窓)は免許を持っている施工者にしか販売出来ない決まりがあると言う事実。その為、施工を自分ですることで安く収めようとするセルフビルド的にボツ。

その他の、樹脂サッシ(エクセルシャノンなど)も問い合わせしてみましたが、完全に予算オーバーでした。

結局、一番出回っている高性能窓の一つであろうサーモスXが一番安く、簡単に手に入ったのでした。デザインもスッキリして悪くないです。

まとめ

セルフビルダー視点では、リクシルのサーモスXがおすすめの商品であることが伝わったでしょうか。もし、新築の窓選びで迷っている方への有益な情報になればと思います。

それでも、時間が許すのであれば、自分で木製サッシを作る方が夢があっていいですが。(僕の作ったアースバックハウスでは、手作り木製サッシを使っています。)

または、中古のサッシを使うことでさらに節約するってアイデアもありです。中古の性能の悪い窓でも内窓をつければかなりの断熱効果を稼げます。もしかすると、これが費用対効果が高いかもしれないですね。

コメント